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ノートPCをUSBで充電可能に [モノ]

USBがまた進化しそうだ。

ノートPCからUSBケーブルが延び、マウスやUSBメモリ、スマートフォンやこの時期だと扇風機?がUSBによって電気を供給され動作している様子は当たり前だが、 ノートPC自体がUSB経由の電源から動作することは今までなかった。

しかし、7月18日に USB 3.0 Promoter Group(USB 3.0の標準化組織)は、新しい給電仕様「USB Power Delivery(USB PD) (※1)」の策定完了を発表した。

この仕様では「USBバス・パワーで最大100ワットの電力供給が可能」とし、これはノートPCの電源として十分に使えるものである。

USB PDは、送電/受電の方向に対しケーブルの方向を変える必要がなく、必要に応じて供給する電力量を調整することができるインテリジェントな電源管理仕様である。
ただし、100W給電を利用するにはUSB PD対応ケーブル(コネクタ形状は変わらない)が必要になる。


現在はIT機器の充電に使われているUSBだが、この仕様(USB PD)でより汎用的な電力源になった。

今後、一般家電のIT化やIT機器との融合が進めば、その利便性はいっそう増すことになるだろう。


関係者によれば、USB PD対応機器が市場に登場する時期について「少なくとも来年(2013年)半ばまでは待たなければならないだろう」とのことだが、このコメントに多くの失望と待望の声が重なるのを感じるのは私だけだろうか。

 (※1) USB.org - USB Power Delivery 


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