2013年4月 HTML5勧告候補(Candidate Recommendation)に重要な変更が加わりました。 [アーキテクチャ]
以前 記載した 「HTML5が勧告候補(Candidate Recommendation)になりました ( ; ゚д゚) ヘェ-」 のなかで、
「...大幅な仕様変更の可能性が低いため...」などと言いましたが、
変更がありました ( ̄◇ ̄;)エッ ...
1.「 hgroup 」 の削除
複数の見出し要素をまとめる要素で、サブ見出し <h2> をアウトラインから「隠す」機能を有していましたが、 どうも 必要性を疑われていた機能らしく、廃止に至ったようです。
<hgroup>
<h1>見出し1</h1>
<h2>さぶ見出し</h2>
</hgroup>
その代替案としては 今のところ <p> 要素を良しとするとのコト。
<h1>見出し1</h1>
<p>サブ見出し</p>
2.「 main 」 要素の追加
main要素は、 ドキュメントやアプリケーションにおける「主要部分」を表すための要素。
「主要部分」とは、文書の中心的なトピック や アプリケ~ションにおける中心的な機能 のことを指します。
逆をいうと、サイトナビゲーション や コピーライト表記 など、 サイト全体で繰り返し使用されるようなコンテンツを除いた部分です。
main要素は 文書中に1度しか使用できません。
また、article、aside、footer、header、nav などの要素の子要素として使用することも禁止されています。
<body>
<header>ヘッダー</header>
<main role="main">
<!-- コンテンツ -->
</main>
<footer>フッター</footer>
</body>
main要素は、WAI-ARIA(Webアクセシビリティに関する仕様)における mainロール に対応しています。
現状では、プラウザの大半がmain要素を解釈できないため、上記のように、role属性 を用いて アクセシピリティ情報を要素に付与することが望ましいそうです。
(・ω・)ノ
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