趣味が高じて無人飛行機作成。しかも基本情報をサイトで公開！

ＩＴ業界の論客、米ワイアード誌編集長のクリス・アンダーソン氏が無人飛行機の基本情報を公開、開発していることをデフコン（米ラスベガスで開催のハッカーの祭典）で発表した。

リモコン飛行機の趣味が高じ、コンピューター制御の無人飛行機を独力で作ってしまったようである。


すでに　１００万ＰＶ／月　以上もあるサイトで公開されている設計などの基本情報は、オープンソース方式をとり、世界の専門家らの協力を得て開発・改良を進めている。


アンダーソン氏いわく「（高額な軍用無人機の）１％以下の価格で　９０％の性能を果たす」というコンピューター制御部品は、自信で立ち上げた工場から　＄１９９．９９（≒１万６千円）で販売されている。

米連邦航空局（ＦＡＡ）は２０１５年に米国内での無人機の利用を規制緩和する見通しで　アンダーソン氏には追い風のようではあるが、“テロリストの手に渡ったら？”、“プライバシー侵害の可能性がある”など　不安思する声があるのも確かである。

先のデフコン会場でアンダーソン氏は「リスクなくして技術の進歩はない」と表している。