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ビッグデータの使い方 [ビジネス]

このページを見ている方なら、「ビッグデータ」という言葉とその意味についてはご存知のハズ。

釈迦に説法を覚悟で簡単に説明させてもらうと

ビッグデータ:インターネットの発達にともなって爆発的に増大したデータの集まりのこと。
構造化/非構造化データが含まれ、その多様性のため、通常のデータベース管理ツールなどで取り扱う事が困難であることが多い。


となるのですが、今、米IT業界ではこれに新しいフレーズ "Data is the new oil."(データは新しい石油)をつけて話題になっているそうです。

資源のない日本に住む私がこれを聞くと「へー、うまいこと言うなぁ」なんて感心するのですが...

確かに「データが価値を生む」的な意味があるのですが、実はこれには皮肉が掛かっていて「加工しなければ価値が生まれない」という意味も含まれているのです (^^;

・注目される「ビッグデータ」だが...
新しいフレーズが付くほど注目されるビッグデータですが、今年7月にガートナー リサーチ バイスプレジデントの堀内秀明氏が「2015年までにFortune 500のうち85%以上の企業が競合優位性確保に向けてビッグデータを効果的に活用しようとするが失敗すると予測する」と述べているのです。

 m(。。)m
  >ビッグデータをインテリジェンスに変えるには 

・「ビッグデータは役に立たない」ということなのでしょうか?
ココでの警告は「膨大なデータ量があるからと言って、分析したら何かスゴイ事がわかるに違いない」などと考えて、検討し始めても時間の無駄ということなのです。

最初に言いましたが、データ量が多いのは当然として、その構造が多様性に富み(一貫性がなく)、扱いが困難だといっているのですから、「スゴイ事」を見つける努力はもちろんのこと、見つけた後には、スピーディーに利益に結びつけられる体制が大事だということです。
そうでなければ、モチベーションが下がり、せっかく見つけた「スゴイ事」の賞味期限が切れたり、忘れ去られたり、他社に奪われたりして「スゴイ事」が掻き消えてしまうことになりかねません。
また、運良く「スゴイ事」を実施するに至った場合、実施現場からのフィードバックによって、更に深く「スゴイ事」を掘り下げる作業が必要になってくるでしょう。

「ビッグデータを役立たせる」には、戦略が必要で、それに必要なのは経営者レベルの人間の意識の高さということです。

すなわち、「ビッグデータを使うには、心技体 = 経営者の意識の高さ(戦略) × 戦術 × ビッグデータ をもって取り組まなければならない」 ということになるのではないでしょうか。

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