プライバシーバイザーの価格や購入方法を公開!本末転倒の現代テク! [IT,テクノロジー]
あなたの3日前の行動、インターネット検索で特定できます!!
Facebookやtwitter、Instagramなどの
SNSにアップされた写真は山のようにありますよね。
その画像に、意図せずアナタが映りこんでいたら?
えっ (´・ ω`・) ...
現代の「顔認識技術」は簡単にそれらの画像から
人物特定ができてしまう性能があるそうです。
(; ̄Д ̄)なんじゃと?
2015年8月6日。
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構の国立情報学研究所(NII)は
カメラなどによる顔認識を防ぐ
「プライバシーバイザー」を商品化すると発表しました。
なぜ必要?
NIIでは、スマホの普及とSNSが発達する中で、
新たなタイプのプライバシー侵害が発生していると指摘しています。
それは、本人が意図せずに偶然写り込んだ写真がSNSで公開されること。
アナタが知らない間に
アナタの顔がSNSにアップされ、
「誰が(アナタが)」
「いつ」
「どこにいたか」
という個人情報が不特定多数に広まる恐れがあるとしています。
( ̄ロ ̄lll)
こんな話を聞かされて
「もっともだ」とうなずく人と、
「それは言い過ぎ」と言う人の割合は
いったいどのくらいなのでしょう?
総務省が2015年5月19日に
『平成26年(2014年)の
情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査の結果』を発表しました。
それによると、
スマートフォンの利用率は全年代合わせて 62.3% だそうです。
データ引用下 http://news.mynavi.jp/news/2015/05/20/171/
また、スマホの利用率を多いに並べると
・20代は 94.1%
・30代は 82.2%
・10代の 68.6%、
やはり、もっとも活動範囲が広く、活発であろう年代の
スマホ利用率が高いようです。
スマホでカメラが無い機種ってありましたっけ?
б(´・ω・`;)
これらのデータだけを見ても、
NIIの話が大げさではないであろうことが想像できますよね。
仕組みは?
プライバシーバイザーの仕組みは以下のように
電子部品や特殊な素材を必要としないため、
安価での製造が可能だといっています。
それは、画面に明暗をつくる可視光を
反射・吸収する素材をバイザーに貼り付けることで目の周囲の明暗の特徴をなくし、
顔検出を妨害するから。
製造は?
プライバシーバイザーの製造は、
福井県鯖江市でメガネ用資材を扱う総合商社の
株式会社ニッセイが行います。
チタンフレームを採用し、
通常の眼鏡と比較して湾曲が大きいフレーム形状を実現しています。
なお、チタンを採用して量産することから、
金型や治具、加工費などのコストが高くなるため、
製作費の一部を調達するとして、
鯖江市が運営するクラウドファンディング事業
「めがねのまち鯖江が挑戦する『近未来のメガネ』開発に参加しませんか! - FAAVOさばえ」を活用するそうです。
価格や購入先、販売店は?
プライバシーバイザーの価格は3万円以上での販売を予定。
ただし、FAAVOでの支援者向けに2万円(初回100本限定)で提供します。
そして、先着10本には特典として、
鯖江製サングラス(参考小売価格1万3000円)が付属します。
セキュリティ や 犯罪防止 のために考え出された「顔認識機能」ですが、
今度は、そうさせないための技術が必要になるとは...
これって、本末転倒というのでしょうか?
いやいや、セキュリティ や 犯罪防止 に役立っているのは確かですから...
トレードオフという事なのかな?
(-ω-;)ウーン
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