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ERICA(エリカ)アンドロイドの年齢やスペックは?モデルはあるの? [IT,テクノロジー]

ERICA(エリカ)といっても、沢尻エリカや昨今世間を騒が浪速のエリカ様と言われている上西小百合議員のコトではありません。

image
引用元 http://www.jst.go.jp/pr/announce/20150803-2/

 

ERICA という“美女ロボット”のことでございます。

 


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ERICAの本来の目的は

ERICAは大阪大や京都大などの研究チームが
自然な対話が可能な自律対話型アンドロイドの実現に向けて
として開発した女性型ロボット。


ERICA(エリカ)の顏を見た感想の中に
「(台湾の美人女優)リン・チーリンに似てる!」という意見もあったようですが、

リン・チーリン
引用元 http://talent.yahoo.co.jp/pf/detail/pp194535

 

彼女の外見的制作にあたり、
従来のアンドロイドが実在の人物をモデルにしてきたのに対し、
ERICAの見た目は、
美人顔の特徴を参考にコンピューターグラフィックスで合成しています。

 

おかげで鼻と口とあごが一直線に並ぶ(ビーナスラインの法則)など、
美人の条件を取り入れた整った面立ちに。


そういった意味では、リン・チーリンの美人度がスゴイ!とうコトになりますね。
(^ω^;

 

さらにERICAの目や口の周り、首などの19カ所は空気圧で作動しており、
さまざまな表情をすることが可能で、
発生する音声は声優が録音した声をもとにしているそうです。

 


コノあたりまで説明すると、
だいたい予想できる質問が「なぜ、女性なのか?」という所でしょうか?
(ο´・ д・)??

 

コレに対しては、同研究グループの

姿形(すがた かたち)を合成することで、
ロボットとしての親しみやすさと人間としての存在感を併せ持たせ、
見た目において
人との自然な対話を実現するための新たな試みを行いました。

というのが答えというコトになるのかな...と。

 

これは、平たく言えば
デパートなどのインフォメーション係に女性が多いのと同じでしょ。

 

人間からしてみれば、男性でも女性でも聞く相手が女性の方が接しやすい。

それは母性に対する社会的習性に関わるモノではないか思いますが...
そうした事は専門家にまかせたいと思います。
(^ω^;

 

 

ERICA(エリカ) プロフィール(スペック)

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本名     アンドロイド「ERICA(エリカ)」
身長     166cm(立位時)
自由度     能動関節は19ヵ所、受動関節は30ヵ所
アクチュエーター     空気圧アクチュエーター
センサー     CMOSカメラ2個(左右の眼球に1個ずつ)、マイクロフォン2個(左右外耳に1個ずつ)
皮膚素材     シリコン樹脂
頭髪素材     人毛鬘
CPU     外部PC(Windows、Linuxなど)による制御
電源     空気圧レギュレーター用に外部電源(AC24V)
周辺機器     エアーコンプレッサー(AC100V)、制御用PC多数
人追跡システム     複数の2次元レーザー距離センサーにより人の位置を計測するシステム(時間分解能33ミリ秒、空間分解能10センチメートル)
発話者追跡システム     複数の16チャンネルマイクロフォンアレイと人追跡システムの連携により発話者の発話区間を検出するシステム(時間分解能100ミリ秒、音源の3次元位置分解能20センチメートル)
音声認識     大語彙連続音声認識エンジン Julius
音声合成     VoiceText

所属     科学技術振興機構(JST)、大阪大学、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、京都大学

引用元 http://www.jst.go.jp/pr/announce/20150803-2/

 

 

ERICAには色々と最新技術が投入されていますが、
私が注目したのは音声認識と対話生成システム。


音声認識技術は
京都大学が開発したシステム「Julius(ジュリアス)」が搭載され、
日本で最も利用されているオープンソース音声認識エンジンに
ディープラーニング(深層学習)と呼ばれる最新の技術を導入しています。


これによって、多様な発音の音声を認識することが可能になったそうです。

 

それと感心するのが、バージョンアップ(将来性)を意識したつくりであること。

ERICAには頭部を中心として、
空気圧アクチュエーターが19本埋め込まれており、
これによって頭部の滑らかな動きを実現しています。

 

これを2年後には1.5倍の30本にまで増やし、
腕も含めた上半身が人間らしく動くように改良するそうです。

 

現在、アクチュエーター制御に際し回路の無音化と
サイズを従来のアンドロイドの半分以下であることを実現しており、
これによってアクチュエーターの数が増えても
ERICAの外見に影響がないように体内に埋め込むことができる見通しだとか。

 

先を見越したモノづくり(研究)の姿勢に、関係者の本気度が伺えるような気がします。

 

 

肌荒れしてるよね

またまた、ERICAを見た人たちからは「肌荒れしてるよね」という厳しいご意見が...
{{ (>_<;) }} キビシー

 

確かに、私もそこは若干の改善が必要かな?とも思ったりします。


そのせいで「オリエント工業と共同研究しろよ」などというコメントもある様ですが...
(^ω^;

 

ERICAは「不気味の谷現象」を超えたのか?

人間のロボットに対する感情的反応についてグラフ化したときに、
ロボットがより人間らしく作られるにつれ、
だだ好感的、共感的になっていくのではなく、
ある時点で突然強い嫌悪感に変わるという状況がある。

として、

ロボット工学者の森政弘・東京工業大学名誉教授が
1970年に提唱した「不気味の谷」があります。

 


引用元 Wikipedia

今回のERICAにたいする反応も、
好感を持つ意見と違和感をもつ意見があるようですが、
そのあたりは「不気味の谷」の存在を証明しているのかもしれません。

 

それは「自然な対話が可能な自律対話型アンドロイドの実現」の
自然」な部分に関して、
1つの見逃せない課題といえるのではないでしょうか?

 

今ある諸々の反応が、バージョンアップした2年後にどう変わるのか?
楽しみではありますが...

(^ω^)ノ


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