【衝撃】無限に再利用可能な電池を開発!MITとサムスンが常識破る! [IT,テクノロジー]
ほぼ無限の寿命を持つバッテリーがMITとSamsung(サムスン)によって開発されたそうです!
ほぼ無限って、なんだかすごくないですか?
リチウムイオン電池の常識
現在、私達の生活に広く使われているリチウムイオン電池。
ニッケル水素電池を知っている世代としては、
リチウムイオン電池の出現は本当にうれしかった。
なぜなら、
ニッケル水素電池には「メモリー効果(現象)」というものがあり、
使うたびに充電容量が減ってしまうから。
だから寿命が短く、割に合わないと思っていた。
ですが、
携帯電話やノートパソコン、そしてスマホ利用者の拡大など、
高容量で小型軽量な二次電池(充電可能な電池)が高まったせいもあり、
1990年代に入ったところでリチウムイオン電池が実用化に。
いまではアナタもご存知の様に、
いたるところでリチウムイオン電池が活躍している次第。
リチウムイオン電池のシェア
リチウムイオン電池のシェアですが、
かつて日本メーカーが9割以上を占めた時代もあったのに、
2013年の統計ではサムスンがトップだそうです。
(日本勢も再度追い上げているようですが)
リチウムイオン電池の欠点
便利なリチウムイオン電池ですが、欠点もあります。
それはは有機溶媒にリチウム塩を溶かした電解液が使われていること。
この有機溶媒が燃えやすいため、発火する事故などが起きています。
しかも、
ニッケル水素電池は「eneloop(エネループ)」などに代表されるように
メーカーの努力によって性能が改善されており、
徐々にリチウムイオン電池の優位性も薄れているのだとか。
(-ω-;)ウーン
ほぼ無限の寿命とは?
そんなときに現れた「ほぼ無限の寿命を持つバッテリー」
『どうして無限なの?』
素直な問いかけが口を突く。
「電導性」と聞いて、
アナタは液体と固体のどちらが効率が良いと思うか?
リチウムイオンの伝導特性ということであれれば、
言う世界で言えば、液体が良い。
たとえ発火の危険性があっても、
「固体電解質」の充放電速度が遅すぎるコトに比べれば
そうする必要があった。
パラダはイムひっくり返された!
だけどMITとSamsung(サムスン)は、
色々材料を混ぜて研究して『超イオンリチウムイオン導電体』を作り出し、
「固体には十分な伝導特性がない」という考えを...
そのパラダをひっくり返したそうです!
(; ̄Д ̄)なんじゃと?
ほぼ無限バッテリーの利点、欠点
『超イオンリチウムイオン導電体』でつくられた
“ほぼ無限の寿命を持つバッテリー”にどんな利点や欠点があるのか?
まずは利点
リチウムイオン電池で発火する原因は、
リチウム自体に問題がある(可燃性がある)というのではなく
有機溶媒(液体)が燃えやすいため。
だから固体電解質にしたバッテリーなら、まず発火の危険性がない!
+( *゜∀゜*)+
そして、リチウムイオン電池の再利用回数が
500 ~ 1,200回 ほどだとされているのに、
固体電解質にすると再利用回数は何十万にまで増加する!
つまり、ほぼ際限なく使い続けることができというコトに。
( ≧∇≦)ノ
もっと良いことには、
電解液を使っているとおおよそ -28.8℃ の低温で性能低下しますが
固体電解質であれば寒さに関係なく性能を発揮する。
出力密度も従来比で20~30%改善するとのこと。
では、良いことづくめに思える“ほぼ無限の寿命を持つバッテリー”にどんな欠点があるのか?
今のところ MITとSamsung(サムスン)では
そこのところは明言していないよう。
(当たり前か ^^;)
そこで素人考えだが、欠点を考えて見た!
1.「超イオンリチウムイオン導電体」を作るための材料であるリチウム、ゲルマニウム、リン、硫黄の化合物の配合がシビア。
2.(いまのところ)“ほぼ無限の寿命を持つバッテリー”の製造設備に莫大なお金がかかる。
3.実は製造工程で有害物質をたんまり排出する。
4.小型化がむずかしい。
5.既得権益に邪魔されて、今後の開発が進まない。あるいは、出来上がっても市場に出回らない。
6.(上記4に似ているが)技術そのものが大金で買い取られ、封印され、人々の記憶から消える。
まぁ、ざっとこんなものだろうか?
б(´・ω・`;)
このニュースを聞いた電池業界はいったいどういう対応に出るのだろうか?
(-ω-;)
記事参照元 http://gigazine.net/news/20150820-battery-safe-long/
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