ノーベル賞の大村智氏の賞金はいくら?金額が4分の1の理由とは? [社会,政治]
2015年6月にノーベル医学生理学賞を大村智(さとし)
北里大特別栄誉教授(80)が受賞したとして、
日本中がバンザイモードでにぎわっていますね。
(^ω^)ノ
で、私はてっきりノーベル賞って1つの分野に一人、
もしくは1グループ(= 共同研究)かと思っていましたが、
そうではないという・・・
まったく自分の無知ぶりに恥じ入るばかり...
(-ω-;)
ところで、ノーベル賞というのが
スウェーデンの化学者であり発明家であるアルフレド・ノーベルさんが
扱いがとっても難しい液体の爆発物である
ニトログリセリン(略:ニトロ)の安全な製造方法と使い方として
『ダイナマイト』を開発して莫大な富を得たのち、
遺言によって創設された。
というのはアナタもご存知のコトと思います。
ちなみに、ダイナマイト(Dynamite)という名前の由来は、
ギリシア語のdunamis(デュナミス)= 能力・ちから(力)に由来します。
でっ!
ノーベル賞の分野っていくつあるのか?
どんな分野があるのか?
知っていますか?
ノーベル氏が1896年12月10日(63歳)に亡くなり、
1901年に創設された当初からあるのは、以下の5種類です。
- 医学生理学賞
- 物理学賞
- 化学賞
- 文学賞
- 平和賞
後に、「経済学賞」がスウェーデン国立銀行によって1968年に設立されたました。
なので、経済学賞の正式名称は
“アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞”という、
えらく長い名称になってます。
(; ̄Д ̄)
さらに言うと、
ノーベル賞の賞金の支払い元は
上記の5分野(部門)の賞金はノーベル基金から支払われますが、
経済学賞はスウェーデンの中央銀行が運営する基金から支払われます。
気になる
ノーベル賞の賞金の金額
ですが、
これは基本的には
1,000万スウェーデン・クローナ(約1億4,400万円)です。
しかし、
2012年にノーベル財団が 過去10年間にわたって運用益が予想を下回ったとして、
2割少ない800万スウェーデン・クローナ(約1億1,500万円)に変更しています。
しかも、
2012年のノーベル賞には、
iPS細胞で有名な山中伸弥教授が「ノーベル医学・生理学賞」で受賞しているという...
山中教授、「なんで僕のときからやねん!」と思わなかったかなぁ...
(;TДT)
次に気になるのが
ノーベル賞の賞金の配分
ではないでしょか?
1人で1部門とれたら、1憶総取りでウハウハなんですが、
今回の大村教授のように3人の受賞となると「分配」というコトになります。
でこの配分方法は以下のようになります...
- 受賞者が2人の場合は全賞金を折半する。
- 受賞者が3人の場合は、
・それぞれ単独の研究による受賞であれば1/3ずつ。
・3人の共同研究による受賞でもやはり1/3ずつ。
・1人が単独 & 2人が共同研究による受賞ならば、
単独の人が1/2、共同受賞の2人が残りの1/2。
ですから、今回の場合は、
(単独)中国中医科学院の女性科学者の屠ゆうゆう(と・ゆうゆう)首席研究員
(共同研究)大村智教授、ウィリアム・キャンベル博士
となり、
大村智教授に支払われるノーベル賞の賞金は、
半分の半分(1/4)である、200万クローネ(約2,900万円)を受け取るコトになります。
ちなみに、ノーベル賞の賞金には所得税が掛かりません。
(^ω^)ノ
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