GAMBA(白組)が大コケ!理由はやっぱりアレ?20億円どう補てんする? [アニメ,漫画,ゲーム]
『ガンバの冒険』(ガンバのぼうけん)に初めて触れたのは
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小学校の図書館でした。
たぶん小学4,5年のころに
夏休みの読書感想文の宿題にと選んだのですが...
今考えると、「よく選んだな」っていう感じです。
なぜって言えば、結構分厚い本なんですよね。
ページ数:394ページのハードカバーの本は、
小学生の私には、ずいぶんズッシリと重く感じたものです。
本人も借りた後で、顔色が悪くなっていたんじゃないかな?
カッコつけて、ヤバイ本借りちゃったな...って
( ̄ロ ̄lll)
でも、夏休みに入り、いざ読み始めると
ガンバの世界に引き込まれて、結構順調に読み進められましたね。
そう、一気に読むのではなく
コツコツと毎日、一定量をほどよく...
夏休みの間に、そうした分厚い本を読めたコトは
それ以降の本との付き合い方を変えてくれましたね。
「あっ、本ってこう読むんだ」的なね^^
おかげで私は、読書というものが好きになりましたから。
私の読書人生を良きものとしてくれたのが
【楽天で探す】斎藤惇夫『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』アリス館牧新社(1972年)
ですね。
テレビは良かった
そんなガンバがTVに登場して活躍したときには、
なにか運命的はモノを感じてしまいました。
また、キャラクターの作りがいいっ!
ガンバ = 野沢雅子さん が最高に良かった!
あと、個人的には、亡くなられた 富山敬さんが声を当てた ガクシャ もイイ!
そして、ボスキャラの ノロイ がチョーおどろおどろしい!
基本 絶望80% : 希望20% 的(私感 ^^;)な世界観がガッツリ表現されていて
思いっきり TV版ガンバの冒険にハマってしまいました。
映画は大コケ
一方、劇場版の『GAMBA ガンバと仲間たち』であります。
『ALWAYS 三丁目の夕日』や
『STAND BY ME ドラえもん』を手がけた
映像制作会社・白組が
構想15年、総製作費20億円をかけた作品です。
10月10日(土)2D/3D全国超拡大ロードショーとして
596スクリーンで公開されるという、鳴り物入りの公開でしたが...
小学館ジュニア文庫GAMBA ガンバと仲間たち/時海結以/古沢良太【後払いOK】【1000円以上送料... |
土日2日間での動員は約5万9,000人。
興行収入は約7,500 万円。
1スクリーンあたりの動員が2日間で100人弱という、目を疑う結果に...
( ̄ロ ̄lll)
はっきり言って、ひどすぎます。
なぜ、こんな結果になってしまったのでしょうか?
б(´・ω・`;)
私がまず思うのは
「構想15年、総製作費20億円」の部分。
ふつうに考えれば、時間のかけ過ぎです。
というか、15年の意味が分かりません。
ガンバの冒険のTV版が放送されたのが1975年4月
そこから15年たっても 1990年...
まぁ、それとは関係ないのは当たり前ですよね
(^^;
となれば、現在2015 の 15年前 = 2000年に何があったのだ?
というコトでよく調べてみると...
白組の副社長である、小川洋一氏が2000年に提案してスタートしました。
その理由というのが
3DCGでこれ以上遅れをとったら、
アメリカ(特にピクサー)の背中が見えなくなってしまう
という危機感からだそうです。
確かに、アメリカの3DCGってすごいクオリティーですよね。
それに食らいつこうという気概は素晴らしと思います。
そして実際に白組は、日本映画に於いて
以下のような 3DCG の実績を残してきたワケですから...
2005年 ALWAYS 三丁目の夕日
2007年 ALWAYS 続・三丁目の夕日
2008年 K-20 怪人二十面相・伝
2010年 秘密結社鷹の爪 THE MOVIE3、SPACE BATTLESHIP ヤマト
2012年 ALWAYS三丁目の夕日'64、ウルトラマンサーガ
2013年 ガッチャマン、永遠の0
2014年 STAND BY ME ドラえもん、寄生獣
2015年 寄生獣 完結編、『GAMBA ガンバと仲間たち』
(※上記はあくまで私が感じた、話題となった作品)
ですが、だからと言って、
15年という年月 = ヒットを約束
というワケではないコトぐらい、だれでも分かるコトです。
白組の小川副社長もそうだと思うのですが、
なのに、なぜでしょう?
もし、成功したいと願うのなら
市場の醸成はされたのでしょうか?
б(´・ω・`;)
メディアで言えば...
1975年に放送されたテレビアニメ「ガンバの冒険」
1984年のテレビシリーズを再編集した映画「冒険者たち ガンバと七匹のなかま」
1991年に新たに製作された映画「ガンバとカワウソの冒険」
...もう覚えている人も少ないでしょう。
それに、直近のものでも24年前です。
時間がたち過ぎです。
せめて、1975年に放送されたテレビアニメ「ガンバの冒険」が再放送されて
市場に「ガンバ」需要を作ってからにするとか、
なにか事前の策を講じる必要があったのではないでしょうか?
確かに「白組」は日本映画の3DCGにおいて 優秀な実績を残して来ましたが、
それは、良質なコンテンツがあってのコトであって
それは、「白組」の看板のコトではありません。
さらに悪いコト(=良いコト?)に製作費20億円は「白組」の持ち出しだとか
( ̄◇ ̄;)エッ ...
これって、小川洋一副社長の責任問題に発展しないのでしょうか?
というより、「GAMBA」がコケ具合が「白組」屋台骨を思いっきり揺るがしており、
「白組」存亡の危機となっているように思うのですが...
もしかして、「白組」は 配給を手がける東映に吸収とか...
とにかく、
遠くない未来に株式会社白組(SHIROGUMI INC.)の動向についてのニュースが流れるコトは間違いないでしょう!
(; ̄Д ̄)
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